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主題歌 柴崎友香
- 2008/07/28(月) 16:39:10
![]() | 主題歌 (2008/03/04) 柴崎 友香 商品詳細を見る |
前から気になっていた作家さんで、図書館からやっと予約が回ってきたので、手に取りました。サクサクと読めました。この作家さん、なかなか上手いですね。
そして、幸せな気持ちにさせてくれた作品です。
この歌がここで歌われたことは消えてしまわない
聞こえてくる人の声、街の音 そして、誰かの心に響く歌がある
「女子好き」な女性たちのみずみずしい日常の物語
第137回芥川賞候補作(「主題歌」)
「愛ちゃんて、かわいいな。こないだの子とはえらい違いやわ」
「誰でもかわいいやなあ、小田ちゃんは」
「誰でもやないよ。いろんなかわいいがあるやん」
ただ、かわいい女の子やきれいな女優を見ていると、それだけで幸せな気持ちになるし、そのことについて話すのが楽しい。
同時収録:「六十の半分」「ブルー、イエロー、オレンジ、オレンジ、レッド」
【講談社HPより】
<この歌がここで歌われたことは消えてしまわない>
何てことはない、日常の女の子の会話が実に上手い。だからこそ、今この一瞬が実にいきいきと輝いて、愛しい。この一瞬、時間を大切にしなくてはと思えてくる作品です。ここに登場する女の子は、全員可愛いんですね。結婚式の歌の場面では、こちらまで感動してしまいました。誰にもあった、あの時、あの季節のあの一瞬が何と輝いていたことか。
日常を切り取る手腕は並大抵ではないですね。上手い作家さんです。そして、大阪弁も実にいい味だしています。
実加が好きな、松坂慶子の「愛の水中花」が実に懐かしく、今もお綺麗なのですが、当時の綺麗さといったらなかった。とっても、懐かしくなりました。
女の子が、かわいい女の子を見る目って、こんなのでしょうかね。男性からは少し不思議な感覚。「だって、かわいいから」と話す実加たちの会話に、少しびっくりしました。
そうそう、男性誌「プレイボーイ」日本版を見ている実加にも、びっくり。しかし、バーバレラみたいな服装って一体なんなのですか。調べたら、すごい映画みたいですね(笑)
女の子カフェでの会話も楽しく、これが女の子達なんだなと思いました。ちょこちょこっと顔を出す、洋治君が可愛いですね。
また、お気に入りの作家さんができました。
あと、2編のことを書くのを忘れてしまいましたが、「六十の半分」もとっても印象的です。
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主題歌 柴崎友香
装幀は名久井直子。装画は喜多順子。初出「群像」他。短編集。 「主題歌」―キャラクターを商品化する会社勤めで、女子好きの浅井実加が思...
- From: 粋な提案 |
- 2008/08/05(火) 03:12:34
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この記事に対するコメント
こんばんは。
柴崎さんは女の子の会話が上手ですよね。
なんでもない普通の日常ですが、ゆるやかな心地よさが好きです。
トラックバックさせていただきました。