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予知夢 東野圭吾

予知夢 (文春文庫) 予知夢 (文春文庫)
東野 圭吾 (2003/08)
文藝春秋
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<探偵ガリレオ第2弾。不思議な事件が解き明かされてゆく>

探偵ガリレオ」シリーズ第2弾です。今回も奇想天外なのですが、第1弾「探偵ガリレオ」に比べるとトリックのスケールが小さいですね。しかし、各話の結末は数段のレベルアップ。見事に着地する短編集です。
ドラマ化もされ、次は「容疑者Xの献身」が映画化。でも、原作が好きなんだよなー、わたし。

深夜、16歳の少女の部屋に男が侵入し、気がついた母親が猟銃を発砲した。とりおさえられた男は、17年前に少女と結ばれる夢を見たと主張。その証拠は、男が小学四年生の時に書いた作文。果たして偶然か、妄想か…。常識ではありえない事件を、天才物理学者・湯川が解明する、人気連作ミステリー第二弾。【BOOKデータベースより】


幼い頃からの夢にでてくる女性を思い続け、実現する男の話「夢想る(ゆめみる)」。殺された女は同時刻に窓辺にいた「霊視る(みえる)」。ある時間になると家中が震えだす「騒霊ぐ(さわぐ)」など、奇怪な事件を解決するのは、ガリレオ探偵、湯川学。

前作よりも、パワーダウンは否めない作品ですが、その怪奇な事件性はアップしています。すべてがありえない事件なんですよね。持ち前の科学的根拠をもとに難なく事件を解いてしまう湯川。草薙と湯川のコンビもはまっています。
印象に残った話は、「騒霊ぐ(さわぐ)」。なぜ家が一定の時刻になると震えるのか。湯川の推理がさえますが、読者もある程度想像がつくと思います。ピッタリと当たったのですが、「それはないよなー」と思う作品。

しかし、湯川に言われると、そうなのかと思えてくるから不思議。
東野さんは理工系の大学ご出身だとか。だからこれだけの知識が書けるのですよね。納得してしまいました。この知識だけでも凄い。
今回、笑ったのはお得意の実験。何と草薙が訪れると生徒たちが綱引きをしているのです。これも立派な実験なのです。

前段にも書きましたが、この作品は結末がピタリとはまっています。特に「予知る(しる)」の結末は実にうまい。オカルトなんかない、全ては科学的根拠に基づいていると結論づけるのではなく、実はこの世には不思議な出来事がまだまだあるということを示しているような気がします。
つまり科学の領域は際限がないということを。
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